そもそもキャバで働く際に、ハンドサインを使う必要があるのでしょうか?
ハンドサインで伝えなくても、近くにいるボーイに要件を伝えられると思うでしょう。しかし、毎回要件を口頭で伝えていると、その度にお客様との会話を中断させてしまうだけでなく、賑やかな店内で毎回大きな声を出さなければなりません。
毎回会話を中断してしまうとお客様のテンションも下がってしまうため、できるだけハンドサインを活用してスムーズにオーダーをしましょう。
キャバで働く際に、最低限覚えておくハンドサインをご紹介します。
キャバでは、お客様用のグラスとキャバ嬢用のグラスで大きさが異なります。お客様用のグラスが欲しい時は、親指と人差し指でL字を作ります。
キャバ嬢用のグラスは、お客様用と比べて小さなレディースグラスになります。欲しい時は、親指と人差し指で物を摘まむようなサインで表します。
キャバクラで最初に飲み物を提供した後に、おつまみなどが欲しいと言われた場合にメニューを出しますが、その際には両手のひらを上に向けて本を広げたような形のサインを作ります。
テーブルの灰皿がいっぱいになった時に使うサインで、お客様の灰皿にタバコが2本以上溜まると使います。頻度の高いサインで、両手で丸を作って表します。
キャバでは小さめのアイスペールを使用することが多く、減りが早いのでアイスがなくなる前にサインを出してオーダーします。親指と小指を伸ばして下に向け、アロハポーズのような感じのサインになります。
テーブルが汚れた時やお客様がお手洗いに行った時に使用します。両手をグーにして絞るようなサインで表します。
このように、動作と内容が関連したハンドサインが多くなっているため、簡単に覚えることができます。最初は不安に感じるかもしれませんが、どんどん使って慣れていきましょう。